最終鬼畜ゲーム!!「I WANNA BE THE GUY」
最終鬼畜ゲームここに降臨。
今回紹介するのは、一昔前にニコニコ動画で流行り倒した外国製作のPCゲーム「I WANNA BE THE GUY」(アイワナビーザガイ 略称アイワナ)だ。PCを持っていれば誰でも無料でダウンロードして楽しめる。
いや、嘘。
誰でも楽しめるのは嘘。
ドチャクソ人を選びます。
まず、このゲームは一個人が趣味で勝手に作ったゲームだと言う事。だからどの会社にも属してないし、言わば何でもアリなのだ。
版権などクソくらえ。
ゲームを開始するといきなりロックマンのモロパクだ。(そしてこの画面で待っていると初代ゼルダの伝説のオマージュムービーが流れ出す)
主人公は「the guy」君。
二段ジャンプ、壁キック(ツタが生えている壁のみ)、銃発砲の3つのアクションを使い分けコースを進んで行く。
お父さんに会う為に冒険するという一応のストーリーがあるが、そんなものこのゲームの申し訳程度の要素に過ぎない。
このゲームで語るに必須はその難易度の高さとレトロゲーマー興奮のパロディ、小ネタの数々だ。
まずこのゲームの難易度の高さだが、
ドMも裸足で逃げ出す超鬼畜難易度であり、軽い気持ちでこのゲームを触る事はオススメしない。無駄な時間を浪費した挙げ句、血圧上昇、キーボードクラッシュは不可避だ。初見殺しは当たり前。シビアな操作を求められる。
↑なんの変鉄もないこちらのマップ。
まず、このゲームで動くモノは全て敵である。木に実っているリンゴでさえ、触っただけでライフなどある訳ない主人公は一発で爆発死散する←
ならリンゴを避けて行けば良いと下を通ると、なんの前触れもなく凄い勢いでリンゴが降って来て爆発死散。ゲームオーバー。なんとか抜けて上のブロックに乗るも、ニュートン涙目の重力無視リンゴは上に目掛けて飛んでくる。トラップはプレイヤーの予想を遥かに上回る形で襲ってくる。
見えない所からいきなり針が飛んでくる。
背景だと思ってたら背景じゃなかったなど…
ただでは殺さない。
このゲーム製作者の執念が伝わってくる。
そのトラップの理不尽さ、突拍子の無さはイライラより先にクスッと笑みがこぼれ天を仰ぐ。
↑いきなり月が降って来て転がり倒してくるトラップには正直吹き上げた。
そして、先程も言ったこのゲームのもう一つの魅力は版権クソくらえな数々のパロディー・オマージュだ。
テトリスの空間にほっぽり出されたと思えば
マイク・タイソンと何故かバトルさせられ
ハルク色のザンギエフが現れたかと思えば
北斗百裂拳をかけられ(この時律儀に北斗の拳のテーマソング流れる)
リンクに剣突きされたかと思えば
巨大メカキャサリンと迫力の戦闘。
…と、語りだすとキリのないこのネタの数々はこのゲームの難易度を我慢してでも確認したいと思える。
BGMも、どれもどこかのゲームで聴いた事あるヤツばかりの本家流用ばかり。
マジで怒られろwww
PCがあれば無料でダウンロード出来るので是非やってみる価値はある。個人製作にしてはクオリティが高く、そして限り無くバカだ(褒めてる)。
ゲームの腕に自信が無ければ動画サイトで実況動画を観るのをオススメする。
やらなくてよかったとホッとする事だろう←
↑有名なアイワナ実況
派生作品も多数出ており、今なおファンが多い作品です。