そこそこスプラッターのホラー・POV映画「武器人間」レビュー
第二次世界大戦末期。
ある密命を受けたソ連軍の偵察隊がカメラを携えナチス・ドイツの占領地域へと向かう。
とある教会を発見するが、偵察隊のカメラが映し出したのはフランケン・シュタイン博士の末裔ヴィクター・フランケン博士の手で人間と武器を繋ぎ合わせ改造した「武器人間」達の姿だった。
2013年公開の映画「武器人間」を視聴。
この映画の予告編をあの大山のぶ代さんが紹介していた事で有名です。
予告編↓
かなりモノクマ感あるから観てみてw
この映画、俺ちゃんが大好きなPOV映画であり、公開予告された時は楽しみで仕方なかった。
予告編観たら分かる。
絶対オモロイやつやん。
ホラー映画好きとして、POV映画好きとして、胸を躍らせた訳ですよ。
しかし、公開された時映画館に観に行く事は叶いませんでした。
R15指定のバリバリスプラッター要素のある映画など、一緒に観に行ってくれる友人など居なかったのです←
しぶしぶTSUTAYAでDVDが出るのを今か今かと待ちわび、ようやくDVDを借りて視聴した当時ですが
思ってたんと違う…
ゴリッゴリのB級感溢れる映画で
もっとホラー感ある感じで、倒しても倒しても起き上がりじわじわと追い詰めてくる武器人間達になすすべなく兵士達が逃げ惑う映画を想像していたのだが。
どの武器人間も意外にアッサリやられる…。
こいつクソ強wwwww
と言えるような武器人間も居たとは言えないし、あまり恐怖感、緊迫感がない。
「これ結構簡単に脱出出来ちゃうじゃん?」みたいな。
偵察隊の方もクズばかりで、感情移入は出来ないしこっちもアッサリ死んじゃう。
とまぁ、最初視聴した時の印象はそんなに良くなかった。
まぁ、期待してたのと違ったからしょうがないと言えばしょうがない。
しかし、俺ちゃんには「面白くない映画は二回目は面白い法則」と言うのがあってだな。最初期待して面白くなかった映画を、期待せずにもう一回観ると違った視点で観れて「あれ?面白いやんこの映画」となる事が多々ある。
その法則に乗っ取って俺ちゃんは数年越しに武器人間を視聴した訳だが
そこそこ面白かった←
なので今更、映画レビューをしようと思ったのだ。
この映画、CGを使ってないので全部特撮な訳なので、特撮好きにはウケるかも。
出てくる武器人間のビジュアルがすこすこのすこ。
完全に機械なのではなく、人間の死体に武器や機械を繋げて動かしている。人間の脳みそが埋め込まれており、ヴィクター博士の命令を聞いたり、意思はあるようだ。
スプラッター要素が多少ある。
兵士をヴィクター博士が生きたまま改造するシーンとかは苦手な人には無理かも?
脳みそクチュクチュとかもあるのでグロテスクが嫌いな方は注意した方が良い。
アクション性はそこまでないし、そこそこ荒削りなところも多少気になるが、それさえ踏まえて観てみれば、そんなに悪くない。
ストーリーもまぁ分かりやすく、エンディングも分かりやすくスッキリする感じ。
Blu-rayを買うか買わないか非常に迷ってる俺ちゃんです←