伝説のニコ生火事配信から学ぶ火事の恐怖!!
地震、雷、火事、親父。
昔から最も怖いものとして挙げられているのがこの4つです。
実はこの言葉の"親父"の部分。
お父さんの事だと思っている人が多いと思いますが、実は"台風"や"強風"の事なんだとか。
しかし、今回このブログで話していきたいのはそこではなく、"火事"の部分。
他の自然現象と比べ、火事だけは大体は人為的に起こされるもので、人の手で防げるものです。気を付ければ基本起きないもの。
しかし、日本各地で火事はあとを絶ちません。消防車は出動の嵐です。
というのも、なんだかんだ
みんな火事に対しての意識が無さ過ぎる。
そういう火事が起こってしまうのは、やはりその人の「火事に対する意識・知識」が低かったせいだと言えます。
かく言う俺ちゃんも正直
火事を舐めてました。
前までの俺ちゃんなら、もし自分の家が火事になったらと考えた時「まぁ死ぬこたぁない。なんなら消火してみせるぜ」ぐらいのノリでした。
無知ってのは恐ろしいね。
一体俺ちゃんは何を見てそこに気付くに至ったのか。
それは知る人ぞ知る、伝説のニコ生火事配信がきっかけだった…
火事が起きた時どうすべきか。
何故火事は起こるのか。
ここでは伝説のニコ生火事配信を見ながら追って説明していきたいと思う。
●伝説のニコ生火事配信●
ある一人の男がマイクラの実況配信をしていた時の事。
場面は代わり、配信者が買った「永久マッチジッポ」の紹介を始める。
視聴者に「使い方教えて」と質問し、配信者はまずジッポにオイルを入れ出す。
いきなりのツッコミポイントとして、配信者はずっと咥え煙草をしている。しかも、灰をポロポロ落としながら配信者はオイルを扱い出す。見てて気が気じゃない。
ここで配信者の火事に対しての意識の低さが垣間見えます。
さらに、オイルをジッポから溢れさせてしまう。配信者は慌ててティッシュでそれを拭き、近くのゴミ袋にティッシュを捨てます。
この行為が後に大惨事になるとは、本人もとい、視聴者も知らなかったはずだ。
何度かオイルを拭いたティッシュをゴミ袋に投入したのち、配信者はマッチを擦り始める。
オイルを入れ過ぎたらしく、中のオイルを飛び散らせながらマッチを何度も擦り…
着火!!!!!
マッチだけでなく、オイルでギトギトのジッポに火が移り配信者は慌てて床にジッポを落とします。
さて、ここから波乱の展開へ。
気が動転したのか、配信者は火の付いたマッチをオイル染み込んだティッシュまみれのゴミ袋にIN!!!
そしてジッポの消火に移りますが、その後ろで急速に燃え上がる火の手!!!
配信者、気付いて居ない!!!
「後ろー!!後ろー!!」
生放送を見ている視聴者がコメントを送り、正にリアル「志村後ろ!」状態。
まるでドリフのコントのような状況です。
画面を見ていない配信者でしたが、コメント読み上げ機能のおかげで「後ろ!」の声に気付く。ペットボトルの水で応戦するも歯が立たず。
火の付いたゴミ袋を後ろに移動させ、ダンボールで叩いて消火を始めます。
うん。
消えるはずないよね。
すぐに諦めて、消火器でも持って来るのか、部屋を後にする配信者。
ん?ちょっと待って?
消火に使ったダンボールそこに置いてっちゃった!!?
ええ、ダンボールも紙です。
ダンボールを燃料にして更に燃え上がる炎。
人の高さまで立ち昇ります。
ここまでたった数分。
ここまで来たら消防車呼んでも良いくらいのれっきとした火事です。
しかし、そんな事知るよしも無い配信者は水を持って再度登場。消火を試みます…
底のあっさい洗面器を持って…
Holy Shit…
パシャ…
いやいやいや
消えるか!!!!!
更に彼は、布団で消火を試みます。
バッフバッフと扇いで消そうとします。
炎は酸素によって燃えるのです。
焚き火を起こす時、うちわで扇ぐと炎は強くなりますよね?
つまり、空気を遮断しないと消えないのです。
ここでは、布団を炎に被せて上から押さえつけるのが正解なのだが、彼は知らなかった。
布団で扇いだおかげで空気が送り込まれ、さらに炎は強くなります。
こりゃたまらんと、配信者はまたも部屋を後にします。
布団はそのままにしてね。
ダメ押しの燃料投下でテンション上がった炎くんはフルパワーで燃え上がります。
ここで、火災報知器が鳴り出します。
もう消防車を呼べぇぇぇ!!!
配信者は再度水を持って来ます。
鍋に水を入れて…
この家にはバケツ無いんか!!
何度か往復しますが、その程度の水では消えない程に燃え広がってしまいます。
ここまで来ると、部屋には煙が充満し大変危険な状況です。
火事による死因の殆どが煙を吸う事による一酸化炭素中毒による失神で倒れ炎で焼かれる事なので、煙が充満した時点で消火はやめて、消防車を呼ぼう。
火事で最も恐ろしいのは炎ではなく、煙だと言う事を頭に入れておこう!!
たった数分でボンカレー。
最終的に消防車での消火が行われ、幸い、この配信者と家族には怪我は無かったようですが、火事でやってはいけない事を網羅した配信者は、ニコ生配信の伝説となり、更には火事の恐ろしさを多くの人に知らしめた栄号を獲得したとかしなかったとか。
この配信の後、アマゾンから消火器が売り切れて無くなったと言うのは有名な話。
この動画のおかげで、俺ちゃんは火事でどのように動くべきなのかを知る事が出来ました。もし、これを見る前に火事に会っていたら、自分も同じ行動をとっていたかもしれません。
今、京都アニメーション放火事件によってみんなの意識が火事の恐ろしさに向いている今だからこそ、この配信を思い出して、今一度、火事の恐ろしさを思い返さないといけないのかもしれません。
京都アニメーションで亡くなられた方のご冥福と、怪我された方の回復をお祈りします。