恐怖の"人殺スイッチ"始動!誰も死の運命からは逃れられない!「ファイナルデスティネーションシリーズ」紹介レビュー!
皆さんはシリーズものの映画は観ますか?
スターウォーズ?ハリー・ポッター?ターミネーターなんかもシリーズものですよね。
俺ちゃんも好きなシリーズ映画あります。それが…
「ファイナルデスティネーションシリーズ」だ!!
こちらの作品、知る人ぞ知るホラー・スリラー映画作品で、シリーズとして5作品ほど出ている人気作です。
俺ちゃんはこの5作品、全てが好き!!!ってくらいこのシリーズを愛しておりまして…いや、もうほんと面白いんです!!
5作品も作られるほど愛されている作品なのに"知る人ぞ知る映画"という立ち位置なのがなんとも不遇。
とても面白い作品なので是非みんなに観て欲しい。ホラー映画だけど、ホラー苦手な人でも観れるはずです!!
あ、シリーズ通してグロテスク描写だけは注意です!!
では「ファイナル・デスティネーションシリーズ」とはどういった作品なのか、どういうストーリーなのかを簡単に説明すると
「死ぬはずだった若者が生き延びてしまい、激おこの死神さんが次々に若者を"人殺スイッチ"していく作品」だ。
何を言ってるか分からねぇと思うがry
詳しくは後ほど…
5作品全て一応ストーリーが繋がっていますがどれもオムニバス形式で作品ごとに(一部を除いて)登場人物が代わるのでどれから観ても基本楽しめます。(100%シリーズを楽しむならやはり、1作目から観た方が良い)
俺ちゃんは3作目からこのシリーズに入りました。
さて、このシリーズのあらすじを語るに至り、まずは物語の導入部の話をします。
シリーズ全て、始まり方は一貫しており
主人公が初っ端大事故に巻き込まれ死亡
↓
…という夢を見る
↓
夢の通り事故が発生する
↓
主人公とその仲間達がさっき見た予知夢のおかげで事故を回避し生き延びるが…etc
…となっております。
1作目
「ファイナル・デスティネーション(2000年公開)」の場合
修学旅行の為に乗り込んだ飛行機の中で、主人公は「自分の乗る飛行機が離陸後、空中で爆発し死んでしまう夢」を見てしまう。
ただの夢だと落ち着こうとするが、夢で見た通りの会話や光景が現実で繰り返される。
このままではこの後、夢の通り飛行機は爆発する!!と騒ぐ主人公は飛行機を降ろされてしまう。
それにつられてその他数名の生徒、先生も飛行機を降り、それらを置いて飛行機は離陸してしまうが直後爆発!
主人公の夢の通り飛行機は無残にも空中分解し、多くの命を散らした。
主人公のおかげで事故を回避した生き残りメンバーだが、主人公のその予知夢を気味悪がる。さらには、FBIからは飛行機爆発のテロ犯の嫌疑もかけられてしまうが証拠不十分として釈放される。
そんな中、
生き残りメンバーが一人、また一人と予知夢の飛行機で死んでいった順番に"不審な事故"に巻き込まれ死んでいきます。
キタキタキタ!!
ここからが面白いのよ!!!
最初に「死神が〜…」と言いましたが、実際に鎌を持ったドクロが直接襲ってくる…という訳ではなく、彼らに襲いかかるのは"死と言う概念そのもの"なんです。
彼らは飛行機事故で死ぬ運命だったにも関わらずそれを回避してしまった為、運命を正そうと目に見えない"死亡フラグ"が彼らに付き纏うのです。
しかもその襲い来る"死"には法則性のようなものがあり、主人公達はそれらを推理し、なんとか死の運命から逃れようと奔走します。
主人公は予知夢を見た影響か、"死の予感"を感じ取る事が出来るようになります。
(フクロウを追い払うのに投げた雑誌が扇風機でバラバラになり、そして一枚の破片が主人公に舞う。その破片には生き残りメンバーの一人の名前が…)
このように、死神からの「止められるもんなら止めてみろ」みたいな次の死のヒントが度々主人公の前に現れます。
それは主人公の前だけに留まらず、観ている俺ちゃん達の前にも度々提示されます。
例えばシリーズを通して"6"や"180"という数字が不吉な数字としてよく登場します。6は外国では悪魔の数字なんて言われて不吉な数字とされてますよね。"180"は今作で主人公が乗る飛行機"180便"から来ています。その数字が劇中、至る所でチラチラ見切れるんですよw
看板にチラッと180kmと表記されていたり、雑誌に"180"と記載されているのがそこはかとなく見切れていたり。数字だけじゃなく、次の死の暗示的メッセージや不吉なメッセージがディズニーランドの隠しミッキーみたいな感じで散りばめられており、それを探すのもメチャクチャ面白いw
仲間に忍び寄る死を感じ取りその予感に従って仲間を助けようと奮闘しますが死亡フラグはあの手この手で生き残りメンバーに襲いかかってきます。
今作はかなりホラーよりの作品で、死神さんが結構アバウトに活動するのも見所(超常現象的なシーンがちらほら起こる)
この映画の楽しみ方はなんと言っても「生存者がどんな死に方をするのか」です。
その死に方のバリエーションはかなり見所があり、界隈ではその死に方がピタゴラスイッチみがあるとしてモジッて「人殺スイッチ」と揶揄されますw
一例を挙げますと…
1.熱湯の入っていたコップにキンキンに冷えたお酒を注ぎヒビが入る。
2.ポタポタとお酒を零しながらパソコンに向かい、パソコンにもお酒を零す。
3.パソコンがショートし爆発。
飛んできた破片が女性の首に刺さる。
4.さらに、ポタポタ零したお酒に沿って火が引火する。
5.火の道が台所のガスコンロに続き、引火。
爆発炎上する。
6.そんな中、首の止血をしようと布巾に手を伸ばすが…
…といった感じ
ピタゴラスイッチみがある…と言ったのを理解頂けたと思いますw
首の負傷、爆発、火事、包丁の上の布巾…死亡フラグの乱立です😂
このように、死神は死亡フラグを乱立させながら全力で殺しにかかってくるんですね。
そのバリエーションの豊かさはほんと、脱帽ものですw
一体この女性は何がトドメで死ぬのかドキドキハラハラしますが、それは観てのお楽しみ…
いやおいおい、ネタバレ乙!死ぬ事前提なのかよ!生き残るか死ぬかを楽しむんじゃねぇの?と思っているそこのお方!
いいえ、違います。
登場人物がどう死ぬかを楽しむ映画です←
2作目
「デッドコースター(2003年公開)」の場合
洋題は「ファイナルデスティネーション2」なのに、何故か邦題で続編っぽくない題名になってしまったがれっきとした続編。ファイナルデスティネーション2で良くね?
さて、登場人物は前作からは一部を除き一新され、新たな惨劇の幕開けとなります。
主人公が友人達を乗せハイウェイを走行中、前を走るトラックの荷台に積まれた丸太がハイウェイに放たれ大規模な事故が発生。多くの後続車が巻き込まれ地獄絵図に。
例に漏れず、その事故に巻き込まれ主人公は死ぬ…かと思いきや夢から目を覚ます。
その予知夢のおかげで命拾いをした主人公とその他数名。
死神さん出番ですよ!
また死の運命から外れた人達ですよ!
前作の大ヒットを受け、今回は初っ端のハイウェイ事故でかなり金かかってますw
そして今回の死神さんもかなりエキサイトしており、殺し方のバリエーションが前作をさらに超えてきますw
オムニバスでどれから観ても良いと言いましたが、今作はかなり前作からの続編という色が強いので、これを観るなら1から観た方が良いです。
3作目
「ファイナルデッドコースター(2006年公開)」の場合
洋題が「ファイナルデスティネーション3」なのに対し、また邦題が謎の改変。
「ファイナルデッドコースター」って…前作の「デッドコースター」とほとんど題名被ってもうてるやん…🤯
「ファイナルデスティネーション3」で良いです…😅
さて、今回の始まりは遊園地!!
高校の卒業イベントに遊園地に遊びに来た主人公達。
今回の登場人物がほぼパリピなんすよね…
主人公ははっちゃける彼らを記念に撮影しながら園内を周っていた。
そんな中、パリピ達はジェットコースターに乗ろう!!と沸き立つが、主人公は絶叫マシンが極度に苦手らしく、かなり嫌がるが無理矢理乗せられてしまう。
そう、このジェットコースターが死への片道キップだとも知らず…
案の定、ジェットコースターは走行中に不具合を起こし、安全バーが効かなくなってしまう。
こっっっっっわw
安全バーが外れた事で次々にジェットコースターから投げ出され、パリピ達は地上に落ちていく。
この事故のシーン、かなり多くの人にトラウマを植え付けたようで、これを観てジェットコースターに乗れなくなったと言う人が少なくないとかw
そして主人公も落下してしまい…
予知夢!!!
てな訳で本編スタート。
今作は前作、前前作と比べコメディ色が強く、死が結構ポップに描かれているのも見所です。パリピだから仕方ないね←
そして死のピタゴラスイッチもかなり気合が入っており、前作、前前作を超えさらにピタゴラ感が増し増しのものと仕上がっており、ピタゴラ装置でワクワクしてた童心に帰ることができる←
遊ぶな死神w
しかしながら今作トラウマシーンが割と多めで、ジェットコースターの事故もそうですがやはり有名なのは日焼けサロンのパート…
日焼けサロンいけません。
そして今作も死神からの挑戦状とも受け取れる死のヒントが主人公に与えられるのですが、今作では主人公が遊園地で写した写真にそのヒントが隠されている…といった内容になっています。
(背景のジェットコースターが頭に突き刺さろうとしている様に見える…)
主人公は自分の写した写真で次に死ぬであろう人物の死に方を予測し、死の運命に逆らおうと奔走します。
今作はこの写真推理が楽しいんですよね〜
4作目
「ファイナルデッドサーキット(2009年公開)」の場合
洋題「ファイナルデスティネーション4」。
邦題はファイナルデッド〇〇で落ち着いたらしい。「ファイナルデスティネーション4」で良いです。
シリーズ初の3D映画として上映され、死亡シーンの血飛沫や臓物などが飛び出してくるという悪趣味極まりない仕様に。
後、本作の歴代死亡者ダイジェストのOPマジ好き。
題名の通り、今回の主人公が予知夢を開花するのは「サーキット場」。
サーキット場でレース観戦を楽しんでいた主人公達は、レース中に起きたクラッシュに巻き込まれるも、主人公の予知夢のおかげで回避する。
しかし、そのおかげで死神に執拗に狙われるハメに…
↓主人公の予知夢で事故を回避した直後のシーン。友人の一人に飛んできたタイヤが…(このシーン超好き)
今作も前作同様コメディ色が強く、割と死亡シーンがポップに描かれています。
こうはならんやろwみたいな。
だがそこが面白い。
とにかく、ここにいれば安全だろ。みたいなとこにいたとしても、必ず死神は殺しにかかってきます。
洗車場、美容院、映画館、市民プール…
どこに居ようが死亡フラグを乱立させてくるんですよねw
たまったもんじゃないです。
この映画観てると、ほんと、どこも行けなくなりますw
今作は割と分かりやすいので、これから入るのもオススメです。シリーズの中ではとても見やすい方だと思う。
5作目
「ファイナルデッドブリッジ(2011年公開)」の場合
「ファイナルデスティネーション5」はシリーズ初のR18指定作品(前作まではR15指定)。エロシーン一切無しでのR18なので…グロテスク100%のR18です←
そして、シリーズの最終章の位置付けで、これ以降シリーズは出ていません。
前作のコメディタッチから一転、原点回帰してホラー・サスペンス映画となっております。
最終章に相応しく、シリーズの集大成となっており、シリーズファン納得の最終章となっております。シリーズファンが喜ぶ小ネタが散りばめられているので、今作は全シリーズ通して観るとかなり楽しめます。
今作の主人公は、会社の研修旅行でバスで目的地に向かっている際に工事中の橋の崩落事故に巻き込まれ死亡する予知夢を観ます。
それを回避しちゃったから死神に付け狙われちゃうよって話。
R18だけあって、今作のグロテスクなシーンは群を抜いています。
レーシック手術のシーンはガチでR18納得のトラウマものなので心して観て下さい。
今作のEDには歴代シリーズの登場人物達の死亡シーン集がポップな音楽に載せて用意されています♪
いや、悪趣味過ぎる!!!w
さて、ここまで5作品を紹介したがどうだったであろうか。
かなり長くなってしまって申し訳ありません😅
それ程このシリーズが好きなんですよね〜🤭✨
もし観た事がなく少しでも興味が湧いたら、是非観て頂けたら幸いです。
いやぁ、長くなりましたがここまでご清聴ありがとうございました!!
シリーズ新作、来ねぇかなぁ〜🥺