妄想アニメレビュー 記憶を失った5人の少女達 vs 3人のハッカー集団とゾンビの大群!?「ハートハッカーフルボッコ」レビュー!
東京・渋谷
スクランブル交差点に隣接した喫茶店で5人の少女達が目を覚ます。
自分の素性と、そして何故ここに居るのかが思い出せない。
窓から見えるスクランブル交差点を見て、今置かれている状況が異常な事は理解出来た。まるで世界の終わりのように荒廃した渋谷にはゾンビが蔓延っていたからだ。ここに居ても仕方ないと5人の内の一人、メイド服の少女が意気揚々と喫茶店から出たその時…!!
パーンッ!!!
いきなり大きな音が聞こえたと同時に
彼女の頭が砕け散った…
今回は知る人ぞ知るアニメ、とにかく女の子がポップに死にまくる!!「ハートハッカーフルボッコ」の紹介レビューです!!
あらすじ
記憶を失った5人の少女達が荒廃した渋谷で目を覚まします。そこに蔓延るゾンビを相手に血生臭いサバイバル…かと思いきや、ゾンビはメインではなく、それよりも危険な殺意剥き出しの"3人の刺客"に狙われ、その3人によって5人は何度も殺されるのだが"チェックポイント"で復活し、まるで"死にゲー"のような世界になった東京を舞台に何度も何度も死を繰り返してこの世界からの脱出を目指す!と言った内容で、兎にも角にもこのアニメの見所は「ゾンビもの!?と思わせてSFサイバーもの!?」「女の子がポップに死にまくる!!」「2転3転する伏線貼りまくりなストーリー」にあります。
〜変わった死の表現〜
この作品はとにかく女の子が残酷に死にまくります。首が飛んだり、車で轢き殺されたり、真っ二つになったりetc…
「えぇ…グロそう…」と思われるかもですが、この作品、血が全く出ません。
その代わり、何故か彼女達から吹き出すのはパステルカラーの星マークや小さいユニコーンや虹、キラキラといった代わった規制方法を取ってるんですよねw
何故か死亡シーンなのに夢かわな状態になっちゃってるのが特徴ですw
そんな風に死がかなりポップに描かれているのでグロ耐性がない人でも観れるようになってると思います。死んだ子も何事もなく再び生き返るしね!
では次に登場人物の紹介から。
このアニメの登場人物達は総じて記憶喪失の為、お互いに決めたニックネームで呼び合う事になります。
メイド
この物語の主人公。赤髪のツインテールの子。メイドの格好をしているからそのあだ名が付いた。初っ端、意気揚々と喫茶店を出た所でスナイパーに撃ち抜かれる最初の犠牲者。態度がデカイ割にすぐ死ぬ。危機感が無いのか本当によく死ぬ。基本死んでる。
パーカー
銀髪ショートの子。パーカーを着ているのでそのあだ名が付いた。冷静沈着で少し怖い印象を持つ子なのだが、いざという時は持ち前の洞察力で危機を脱しようとみんなを導き奮闘する。主人公より主人公している。彼女自身、別に馴れ合うつもりはないのだが、自然に慕われる形になっており、リーダーポジションに(彼女の意思関係なくそうなってしまっている)。
リッチ
金髪ロングの子。"良いとこのお嬢様学校っぽい制服"を着ており、お嬢様口調で話していた為そのあだ名がついた。自分で率先して動こうとしない典型的なお嬢様だが、言われたら渋々手伝ってくれたり、仲間の安否を心配したりと人の心は持ち合わせている。
ゲーマー
みるからにゲーマーっぽい風貌の子。礼儀正しく敬語がデフォルトで年下にも敬語で喋るタイプ。ゲームをよくしていた記憶だけはほんのりとあり、その知識のおかげでこのゲームみたいな渋谷の渡り方をいち早く察する。パーカーに次いでかなりお世話になるキャラ。しかし、すぐにテンパってしまうのがたまに傷。
クワイエット
白髪ロングの子。無口。全く喋らない。ハイかイイエで答えられる質問をすれば首の動きで答えてはくれる。痛みに人並み外れた耐性があるのか、大怪我を負っても叫ばない動じない。死ぬ事に恐怖しないのかズンズンと先に進むので割と死亡回数多い。何を考えているか良く分からない子。
さてそんな5人ですが、かつては仲間だったのか?はたまた他人の集まりなのか?それすら分からない状況で協力しあう事になります。手の甲には自分の今までの死亡回数までカウントされていきます。
そんな5人を邪魔するように3人の刺客が襲ってきます。
その3人もかなり癖のある個性的な人物となっています。
シューター
初っ端現れる最初の刺客。黒髪ショートの褐色の少女。クールに狙った獲物を撃ち抜く。
いきなりスナイパーでメイドを撃ち抜いたのはコイツ。
鋭い眼光でスナイパーに留まらずありとあらゆる銃火器で5人を付け狙うハンター。そんな彼女には「オートエイム」というチート能力が備わっている為、ほぼ確実に撃ち抜いてくる。
スプラッター
ピンク髪のツインテールの少女。シューターとは違い、トラップや近接武器で5人を付け狙う。あどけない笑顔で近付いてくるが、残酷に人を殺す事に快感を覚える超危険人物。狙われたら願う事はただ1つ。楽に死ねたら良いね…
彼女もチート能力を持っており「電光石火」を使いこなす。その素早さから逃れる事は出来ない!?
ドライバー
青髪ロングのお姉さん。可愛い女の子が好き。5人の中で特にメイドにゾッコンらしい。だから見逃してくれる…と言う訳ではない。
様々な乗り物で轢き殺そうと5人に迫ってくる。
その驚異的なドライブテクニックでどんな場所でも縦横無尽に追いかけてくる。
彼女のチート能力「車両生成」はその場で様々な車両を出現させ乗る事が出来る。
装甲車や戦車、ヘリコプターなんかも…😱
あと最後に、重要なキャラクターが一人。
シスター
sistar(妹)と呼ばれる黒髪ロングの小さい女の子。3人の刺客が溺愛している。
度々現れては3人に指示を仰いでフッと消えていく幽霊みたいな存在であり黒幕的な存在。
5人のサバイバーの前にも度々現れる。
さて、そんな5人のサバイバーと3人(+1人)の刺客の戦いを描いた本作ですが、謎がかなり膨大にありますよね。
ミスリード、伏線まみれと言いますか…
そんな、徐々に明らかになる謎の中でも重要なキーワードをおさらいしてみよう!
ネタバレ注意!!
その1
B.E.S(ベス)の存在
現実世界での、シューター・スプラッター・ドライバーの3人からなるハッカー集団の名前。
Bitch electric sheep(ビッチな電気羊)の略称で世界中を股にかけ、自分達が世界を相手にどれだけやれるのかを図る為に様々なハッカー事件を起こし各国を混乱させている。
3人組の組織だと言う事以外は何も素性が分からない。
色々ありこのゲーム世界に転送されてきた。
その2
HHS(ハートハッカーセキュリティ)の存在
現実世界でB.E.Sの起こした事件の収束、警戒、を目標に、大阪に社を構える世界的に有名なゲーム会社"hobby games(ホビーゲームズ)"が組織した私営のハッカー団体。B.E.Sと対抗出来る程のハッカーとしての能力を認められ向かい入れられた者だけが一員となれる団体で、パーカーは自らHHSに志願していた事が明らかになる。ゲーマーはそもそもhobby gamesでプログラマーとして働いていた事が明らかになる。
HHSの活躍でB.E.Sを徐々に追い詰めていき、素性も居所も掴み後は逮捕するだけ!という所まで追い込んだ。しかしその前にB.E.SがHHSの秘密の本拠地が渋谷にある事を特定。ハックした巡航ミサイルで渋谷ごと爆撃された為組織は壊滅してしまう。
その3
鯱之苑財閥(しゃちのえんざいばつ)の存在
東京都中央区に社を構える様々な事業を手掛けている有名な大企業で、HHSの設営に賛同し密かにHHSのスポンサーとなる。膨大な資金はここの援助が大きい。リッチはこの財閥の社長の娘。
その4
メイド喫茶「すねこすり」の存在
現実世界で鯱之苑財閥の系列に入る渋谷スクランブル交差点前のメイド喫茶。メイド喫茶なのにモダンな雰囲気で落ち着いた空間になっている。その地下にはHHSの為に鯱之苑財閥が提供してくれた秘密の本拠地がある。
ゲーム世界でサバイバーの最初のスタート地点ともなる喫茶店。
しかしB.E.Sに場所がバレ、渋谷に巡航ミサイルを撃ち込まれる。
メイドはここの従業員だった。
その6
新世代VRゲームハード"palace"とトーキョー・オブ・ザ・デッドの存在
hobby gamesが開発を手掛けている新世代VRゲームハード"palace(パレス)"。頭に装着する事で意識をゲームの世界に転送し、まるで自分がゲームの登場人物となれる没入感を楽しめる。テーマパークなどに設置されるのを目標に作られたていた。
それと一緒に開発されていた「トーキョー・オブ・ザ・デッド」というタイトルのソフトは「完全再現された仮想現実の荒廃し、ゾンビの蔓延る東京を舞台にみんなと協力して生き延びる」といったアクションゲームだったが、重大なバグが発見された為、途中で開発中止になった。
さて、いかがだったろうか。
これだけの情報でも中々考察のしがいがありそうですよね🤔
最終回の怒涛の展開はアニメ史に残る衝撃です!一の価値あり!是非観て欲しい一作です!
ねぇよ!
ないんだよそんなアニメは!!
"妄想"アニメレビュー…
俺ちゃんの妄想の妄想による妄想の為のレビューでした。
無くてガッカリした?
それって最高の褒め言葉です🤭